セオリーにしがみつかない

Self-Discovery Movement

アーティスト限定東京WS【立甲】

6月か7月にアーティスト限定東京WSを行う予定ですが、
それに先立ちましてアーティスト限定立甲WSを行うこととなりました。

立甲に興味を持ってくれたダンサーさんからご連絡があり、
どうせやるなら皆さんと練習したほうが楽しいかなーと思っての開催です。

立甲とは

本WSでは「立甲」を理解し、
「立甲」ができる身体環境を作ることを目的としています。

立甲とは「肩甲骨が立った状態」を言います。
下記画像は僕の立甲です。

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ブルース・リーなども行っていますね。

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肩甲骨は本来、肋骨と分離し、自由に動かせます。

子供は勝手に立甲するのですが、
大人になって肩甲骨と肋骨周りが硬くなると分離つまり、
立甲ができなくなります。

踊りと肩甲骨/発声と肩甲骨


立甲ができるからパフォーマンスが上がるのではなく、
立甲ができる身体環境を得ることが大切です。

役者にとって肩甲骨の動きの不自由さは、
発声機能の伸び代です。

発声には3つの要素があると考えられています。
①呼気調節→②咽頭運動(声帯振動)→③共鳴・構音です。
この内①と②は肩甲骨が自由に動くことによってスムーズに仕事を遂行してくれます。
何故なら呼吸調節に関わる筋肉の多くは肩甲骨まわりにあり、
首や肩に力が入っていると声帯に過剰な力がかかり、
スムーズな咽頭運動を行ってくれなくなるからです。


ダンサーにとっても肩甲骨の不自由さは、
踊りの伸び代です。

肩甲骨が動く身体環境になると、
肩甲骨で作られた力が指先に伝達するようになります。
すると肩甲骨に付随する肋骨・腕をスムーズに扱うことができるようになり、
より自由な身体操作ができるようになります。
あと単純にカッコいいですね笑


立甲の画像を見ると「すごい!」と思われるかもしれませんが、
立甲は一つの指標でしかありません。


立甲がゴールではなく、あくまでも現在の身体環境を知るための手段として考え、立甲で得られる気持ちよさ、楽しさを味わっていただきたいです。

※今回は実技メインとなりますので、講義はほぼありません。
ご了承ください。


日程:
2020年
4月11日(土)18:00~20:00程度

開催場所:
センター北駅 徒歩7分程度
「Contraill」(HPなどはありません)
〒224-0003
横浜市都筑区中央1-21-16
ミオカステーロ港北ラヴィータ101号

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※追加WS決定しました。
2020年
4月25日(土)18:30~20:30程度

開催場所:
Rire Yoga&kids dance studio
rire.tokyo


対象:舞台アーティスト限定
料金:6,000円

定員:20名程度(追加WSは10名になります)

予約:
4/11(土)
https://ssl.form-mailer.jp/fms/02111ba4656639

追加WS
4/25(土)
https://ssl.form-mailer.jp/fms/80a59eb4656641

追加WSは少人数で行うためご希望の方はお早めにご予約ください。
定員になりますと、ご予約ができなくなります。
その場合はキャンセル待ちになりますので、下記のgmailにご連絡ください。
また、3日以内に返信がない場合もお手数ですが、
rire.kouyoga@gmail.comにご連絡ください。


講師:Kou
生物学/進化学/解剖学/古典ヨガの観点から、矛盾のない指導を心掛けている。
またパーソナルトレーニングは、
アスリート・ダンサー・役者間で好評。海外から受講希望が来るほどであり、
レーニング動画は視聴4万回を超える。

Rire Yoga&kidsdance studio chief director, 心身芸術予防療法(PPTA)代表, 
日本アスリートリハビリテーショントレーナー協会(JARTA)
認定スポーツトレーナー, 
日本心理医療諸学会連合(UPM)正会員,
E-RYT200:Registered Yoga instructor sVYASA, INTL YTIC,FRPBI,3AsLEVEL1・2, Corrective Ex Level1