セオリーにしがみつかない

Self-Discovery Movement

そのワークを何のために行っているのか?

世田谷の用賀からこんにちは。
PPTA(心身芸術予防療法)のKouです。

曖昧な基礎練習で、遠回りしているかも?


基礎練習は何を行っていますか?
恐らく筋トレ・ストレッチとか、発声練習とか、バレエとかをしているのではないでしょうか。
ここで考えてほしいのが、みなさんが一生懸命行っている練習にはどういった目的があるのか。
その根拠は何なのだろうと、考えてください。


根拠が曖昧なものであれば、遠回りをしているかもしれません。
(この場合の遠回りは身体の質の向上です)


病気になったら病院に行きますよね?
医師は膨大な医学の中から、それぞれの症状に合わせて薬を処方します。


同じように、役者・ダンサーも自分の状態にあわせて、トレーニングをするのがベストです。
だって、その方が効率的ですし、成長のスピードが加速するじゃないですか。


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僕の大好きなアニメの009みたいな加速装置はつけられるんですよね・・・。
あとは勇気だけだ!という名ゼリフは本当に共感します。


時間は限られている

1週間は168時間です。


168時間の内の168時間をパフォーマンスアップのために使う役者・ダンサーと、
168時間の内の100時間をパフォーマンスアップのために使う役者・ダンサーでしたら、


確率的に、前者の方が、成長は加速していくでしょう。
さらに言うならば、


168時間の内の168時間を論理的にパフォーマンスアップのために使う役者・ダンサーと、
168時間の内の168時間をがむしゃらにパフォーマンスアップのために使う役者・ダンサー。


前者の方が、成長は加速します。
後者は身体の質が低下し、怪我も増えてくるのは容易に想像できますね。


論理を知れば、食事も睡眠も休憩時間ですら、パフォーマンスアップのためになるということが可能になります。


すべての時間を無駄にしないことが、いわゆる「才能」の一つの能力です。
ビジネスの世界でもアスリートの世界でも、トップランナーは共通して時間の使い方が上手なのです。


私は時間を上手に使えてると思っている方は、

今、あなたがその業界で1000人に必要とされ、なおかつ成功を収めているならば、それはきっと素晴らしい時間の使い方ができているのだと思います。

しかし、100人にも必要とされず成功を収めていないのならば、違う観点から身体を考えるのを強くオススメします。
必要とされないものは淘汰されますからね・・・。


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これからは、役者・ダンサーも、効率的に時間を使えるようになり、
上手になることが望ましいと僕は考えています。


そのためには身体の使い方を論理的に学ぶこと。


日本人にはがむしゃらの美学がありますので、そう簡単に変わるとは思っていませんが、
身体の勉強をすることを少しづつでも学んでいくことで、徐々に世界は変わっていくと思います。


前時代的なスタイルから抜け出すと、もっともっとワクワクできます。
楽しいですよ。身体が劇的に変わると思います。
眠った才能を開花するために、ぜひ身体のことを学んでみてください。