セオリーにしがみつかない

Self-Discovery Movement

アーティスト向けのWSを開催します

【Self-Discovery Movement~進化学・発達学から考えられるヒトと舞台パフォーマンスの原則~】


上記の題名で、
ダンサー・役者・声優・演出家・振付家・音楽家などアーティスト限定のワークショップを開催します。
約1年ぶりになります。



メソッド云々をお伝えする内容ではありません。


自身の身体と、
ヒトの構造・発達・進化を理解して、
舞台に立つ上で必要なトレーニングを選択できるようになる
という内容になっています。




何故このような内容なのかというと、
舞台業界で行われているトレーニングを見ると、
ある問題点があると感じているからです。



ヒトの原理原則の無視


ヒトには原則があります。
この原則を無視すると、パフォーマンスが低下するばかりか、
身体と心の障害を生みかねません。



トレーナーとしてアーティストのトレーニングを担当させていただいていますが、
私が見る限り、この原則を無視しながらパフォーマンスを行うことにより、



・怪我が多い
・動きがぎこちない
・緊張して固くなる
・心の病気になった
・いくら踊っても上手くならない
・長年演劇のトレーニングをしているのに上手くならない



という状態になる方が非常に多いです。



このセリフがうまくいかない。
この振付がうまくいかない。



となったときに原則と合わない方法でうまくいかないことばかりを練習すると、



特定された状況での現象はできるようになりますが、
うまくいかなかった本当の原因は解決しませんし、
現象の本質力は向上していないので、役者・ダンサーとしての能力は向上しません。



原則の一例をご紹介したいと思います。


「感覚不足による自己認識不足」と「身体多様性の欠如」


そもそも発声や動きというのは、
感覚によって情報が集められて、感覚が発声や動きを実行します。



感覚が動くから、筋肉が動き、現象が起こります。



感覚が不足すると、
筋肉、つまりは身体を思いどおりに動かすことができなくなるという特徴があるのです。



また、舞台という刻々と変化する時間の中では、
あらゆる状況や状態に対応しなくてはいけません。



身体多様性と言いますが、
原則を無視して同じことばかり繰り返すことにより、
あらゆる状況に対応する能力が欠如してしまいます。



他にも身体多様性が欠如すると、
脳への刺激が一定になり、新しいパターンを表現できなくなりますし、
同一箇所にストレスを繰り返しかけることにより、怪我を招く恐れもあります。



このように実際は、
「感覚不足による自己認識不足」と「身体多様性の欠如」により、
発声と動きのエラーが起こります。



一例でしたが、いかがでしたでしょうか。
原則は他にもありますので今回のWSでご紹介したいと思います。



進化学と発達学を理解すると、
ヒトがどのように運動・発声・コミュニケーションや感情を獲得してきたのかが明確になります。



すると、自身の問題を解決させるために、
どのようなトレーニングを行えば良いかの一助になります。




ヒトの原則という普遍的な構造を理解することで、
舞台という変化する環境の中で、速やかに正確に解決策を導くことが可能となり、
ひいては上記のような悩みの解消に繋がるのです。




今回のWSでは下記の内容を学んでいきます。


・思い通りに身体を動かすためには
・身体多様性と36の動きについて
・発達学から考えられる運動の本質
・進化学から考えられる身体の本質
・変化に対する調整と感覚器官について
・発達学・進化学から考えられる身体の各パーツ
・発達学・進化学から考えられるコミュニケーション
・それに伴うSDMトレーニング(Self-Discovery Movement)実践



私自身がアーティストとして活動をしていたときに知りたかった内容ばかりです。
このようなことを現役時代に知っていたかったと心から思います。



特にSDMトレーニング(Self-Discovery Movement)は、
身体の多様性を作り本質力を向上させる非常に有効な手段なので、
是非体験していただきたいです。


今回のWSで学ぶことは一つの方法であり、答えではありません。
皆様の自己を探求するための一つの大きな指標となることを願います。



以下、詳細となります。


日程:2019年
   8月31日(土) 時間:18:00 - 21:00
   9月1日 (日) 時間:19:00 - 22:00

開催場所:
センター北駅 徒歩7分程度
「Contraill」(HPなどはありません)
〒224-0003
横浜市都筑区中央1-21-16
ミオカステーロ港北ラヴィータ101号

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対象:舞台アーティスト限定
料金:両日参加12,000円 一日参加7,500円

定員:20名程度

※8月31日(土)1日(日)は規定人数を大きく超えたので募集を終了させていただきます。

予想を上回る反響なので、
9月14日(土)21日(土)18:00〜21:00に開催します。
※現在キャンセル待ちとなります。
ご希望の方は予約フォームからキャンセル待ちのご予約をお願いします。


予約:https://ssl.form-mailer.jp/fms/bbc609b4628116
   3日以内に返信がない場合はお手数ですが、
   rire.kouyoga@gmail.comにご連絡ください。

講師:Kou
生物学/進化学/解剖学/古典ヨガの観点から、矛盾のない指導を心掛けている。

世界14カ国10箇所でヒトの身体について学んできた経験から指導される、
身体の真理をシェアするトレーニングは、アスリート・ダンサー・役者間で好評。
海外から受講希望が来るほどであり、トレーニング動画は視聴3万回を超える。
Rire Yoga&kidsdance studio chief director,
心身芸術予防療法(PPTA)代表, 
日本アスリートリハビリテーショントレーナー協会(JARTA)認定スポーツトレーナー, 
日本心理医療諸学会連合(UPM)正会員,
E-RYT200:Registered Yoga instructor, sVYASA, INTL YTIC,
FRPBI, 3AsLEVEL1・2, Corrective Ex Level1

今年も一年お世話になりました。

こんにちは。

PPTA(心身芸術予防療法協会)のKouです。

今年もあと1年で終わろうとしていますね。


役者さん・ダンサーさんのお役に立つ情報とはどういうことなのか、
考え抜いた1年でした。


その結果をWSなり、
パーソナルトレーニングなり、
みなさんにお伝えできる現場で出し尽くしたつもりです。


プロフェッショナルとは、
その目的のために全てをかけて行動できる人のことだと思っています。


私たちのミッションは、



「どんな手段を使っても、すべてをかけて行動し、
アーティストの肉体・精神のハイパフォーマンスを提供する」



ことです。


役者/ダンサー専門のハイパフォーマンス向上のプロフェッショナルとして
セオリーにとらわれず、


来年も学び、発信し、貢献していきます。
良いお年をお過ごしください。


感謝を込めて。


PPTA(心身芸術予防療法協会)代表
Kou

感覚を論理的に鍛える重要性をシェアします

「舞台アーティストに向けたハイパフォーマンスの獲得のための実技WSー感覚編ー」

というタイトルで舞台アーティストに向けたWSを開きます。

舞台業界の方々に是非、一読していただき、共感されたらシェアなどお願いしたいです。

少しでも舞台業界に広めたい内容です。

伸び代は感覚にある


突然ですが、

コンテンポラリーダンサー / バレエダンサー /
役者さんに相談されることが多いランキングです。


1位:「相手の反応を受け取れる身体になりたい」
2位:「自分が成長しているのかがわからない」
3位:「うまくなりたい」


これらを解決するためには、個々人の個性・特徴を踏まえた上でワークを実践する必要があります。

本来ならば一人一人が個性に合わせたワークを、身体の専門家から学ぶのが近道と言えるでしょう。


しかし、

舞台アーティストを分析してみると、どんな方でも伸び代を感じる共通部分があります。


それはダンサーも役者も共通して使う機能「感覚」です。

結論から言うと、「感覚」の向上はめちゃくちゃ大切です。


なぜならば、感覚は日常生活の中で無意識に機能しています。

無意識であるために感覚の異常が生じても気づくことができず、
パフォーマンスの低下による、稽古の不効率を招くからです。


「なぜかうまくいかない・・・」となっている場合は感覚の低下が起因している場合もあります。


このような質が悪い状態で稽古を続ければ、パフォーマンスの低下は明白です。

パフォーマンスの向上どころか、身体と心の障害をも招きかねません。



身体機能と感覚を学ぶ

ではどうすればいいか。

「感覚」をフルに研ぎ澄ましていくためには、条件が2つあります。

1つ目は、そもそもの「身体機能」を高めること。


「身体機能」が低い状態ではどのような稽古やトレーニングをしても、
「身体機能」が高いダンサー/役者に比べると、質が落ちてしまいます。

「感じる」ためにはまずは「身体機能」が高いことが前提になります。


2つ目は、「感覚」を論理的に学び、ヒトとしての能力を再学習すること。

数億年のヒトの進化の中で、ヒトが獲得した能力は否定ができません。

この部分を論理的に知った上で、身体の探求をすることにより、安全で機能的な身体の使い方を獲得できます。

その使い方のベースで大切なことは「感覚が適切に働くこと」です。

なぜなら、感覚が筋肉を動かし、動きが生まれるからです。

感覚や感情が、どういう風に動きに影響するのかを論理的に学び、
リテラシーを身につけることでより質の高いトレーニングを選択することができるようになるでしょう。


本WSでは上記の2つをメインに展開していきます。

人を指導する立場にある方こそ学んでほしい


この2つの条件を、無意識にクリアできている方がいます。

活躍されている振付家・演出家に多いと感じています。

私は「無意識にクリアできている状態」を「一般的に言われる才能」がある状態と定義しています。

「才能」があると「才能」があるが故に、自分のやり方、あまつさえ生き方を自分のカンパニーメンバーに押し付けてしまいがちです。

振付家・演出家はあくまでも「振付家」「演出家」であり「身体の専門家」ではないと思います。

ですので、もし「身体の使い方」に口を出すなら、専門家から学ぶ必要があるのではないでしょうか。それがメンバーへの責任であり、責務だと思います。


役者/ダンサーのみならず、振付家/演出家にも是非おこしいただきたいです。

知らないことでの身体のパフォーマンス低下や心の病気を防ぐために、
必要な情報をシェアしていくことは、もはや僕の使命だと思っております。

僕自身、現役時代知りたかったことばかりです。

それを表すようにWSの感想で、口を揃えて言われることがあります。

「知りたかったことが詰まっていた」
「もっと早く、こういうことを知りたかった」

皆様の今後の永遠の糧になるように全力でお伝えしたいと思います。

下記詳細です。

日程:12月8日(土) / 9日(日)
時間:12月8日17:45-20:45 / 12月9日18:00-21:00
値段:12,000円 (1日だけの受講7,000円)
講師:Kou
Rire Yoga&kidsdance studio chief director,
心身芸術予防療法(PPTA)代表,
www.kou-yoga.com

日本アスリートリハビリテーショントレーナー協会(JARTA)認定スポーツトレーナー,
日本心理医療諸学会連合(UPM)正会員,
ヨガ・ピラティスインストラクター(E-RYT200:Registered Yoga instructor sVYASA, INTL YTIC,)
セオリーにとらわれず西洋医学東洋医学の両視点から、
健康に必要な身体の要素を分析し、その獲得のためのワークを提供している。

twitter : @koutopo

場所:※2日間で会場が異なりますのでご注意ください。

12月8日(土)
Rire private studio中目黒店

中目黒徒歩2分のスタジオです。
こちらは完全プライベートスタジオなので、ご予約の方のみに場所をお伝えいたします。


12月9日(日)
Rire Yoga&kidsdance studio用賀店
rire.tokyo


定員:10名(予定)

対象者:舞台アーティスト(振付家・演出家・ダンサー・役者・声優・モデルなど)


予約: rire.kouyoga@gmail.com 
①氏名 ②ご連絡先 ③希望日を記述の上ご連絡ください。

※3日以内に返信がない場合はお手数ですが、rire@lake.ocn.ne.jp にご連絡ください。

コンテンポラリーダンスと腰痛

こんにちは。
PPTA(心身芸術予防療法)のKouです。


最近、学びが楽しくて仕方ないんだ。

暇さえあれば、論文を読んで、それが本当かどうかトレーニングに落とし込み、身体を動かしている。

完全にスイッチが入っちゃった。

8月はワークショップを3回行うから、来てくれるみんなを幸せにしてくることに専念するよ。



さて、

今日はコンテンポラリーダンサーに多い腰痛について

僕が知っていることを書こうかなと。


とは言っても、腰痛をはじめ身体の機能障害はいろんな原因があるので、

一概に「これがいい!」とは言えません。

今日書くのはある一側面ですからね!

正解はないのが大原則なので、それを承知された上でご覧ください。



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なぜ腰痛になるの?

さて、

腰痛は「腹筋がないからなる」みたいに考えていませんか?

結論から言えば、

「腹筋がないからなる」のではなくて「腹筋を使えないから腰痛になる」と僕は考えています。



僕は昔、信じられないくらいの腰痛持ちでしたが、

腹筋運動をしないで腰痛を改善させました。

では、どう改善させたのか?







「背骨を動かす地味なトレーニング」を行っただけなんです。







背骨をちゃんと動かせれば腹筋はオートマチックに使えるようになります。

なぜならば、背骨は身体のサスペンションの役割をしてくれるから。

サスペンションが機能することによって負荷がかかりやすい腰椎のストレスを減らすことができます。



僕の印象ですが、




コンテンポラリーダンサーの方は、

腰と胸の背骨に反りが出ているか、丸みが強くなってしまって、サスペンションが失われている場合が多いですね。

腹筋してお腹を固くするとサスペンションの機能が失われて腰痛になることすらあるから要注意です。




逆に柔らかくしすぎてもダメ。

固くもできるし柔らかくもできるお腹の能力が必要なんです。



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めっちゃ難しい

ただ、これ、難しいです。



背骨は頚椎・胸椎・腰椎の3セクションに分かれています。

こんな感じです↓


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これを全部機能的に動かすという至難の技の習得が必要です・・・。



胸椎の分節運動(一骨ずつ動かせるか)

それに伴う頚椎の自然な動き。

腰椎の可動域ギリギリ動かす練習(腰椎は5°しか動かない)

いかにも難しそうですよね。



また、

痛みが慢性化している場合には一般的な痛みだけではなく、

神経障害性の痛みや、侵害可塑性の痛みも関連している可能性も考えられます。



神経性障害の痛みとは、神経が異常な興奮をすることで起こる痛み。

侵害可塑性の痛みとは、身体が痛みを覚えてしまったことで起こる痛み。




他にも・・・

大腰筋の筋萎縮・・・

腰椎椎間板変性・・・

歩行の不安定性・・・

背筋群の収縮タイミングの不全・・・

他にも心理社会的な要因や睡眠状態など・・・




腰痛の原因は山ほどありますが、そもそも論として、


上記のような状態になる原因が背骨の硬さにあるんじゃないかなーと考えています。




さいごに


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難しいからすぐには変わらないかもしれません。

でも背骨を動かすことにはまって、習慣化させると3ヶ月もすれば変わってくると思います。

がむしゃらにやってもダメですよ。ただ痛めるだけになるかもしれません。

適切に行うことが大切です。



※腰痛は重篤な疾患にかかっている場合に感じることもあるので、

まずはお医者さんに診断してもらってから、

有国家資格者の意見をもとにトレーニングや施術を行うようにしましょう。

1流アスリートに見習うべきことがある

こんにちは!

心身芸術予防療法(PPTA)のKouです。

ワールドカップ、始まってますね!

我らが日本はめでたく本戦出場。

日本人としては勝ち進んでほしいものです。




さて、今日は1流アスリートに見習いましょうという内容です。



競技選手とダンサー/役者の違い


ご存知の方もいるかもしれませんが、

僕は大学で演劇・舞踊を勉強をして、卒業後「コンテンポラリーダンス」というダンスの仕事に従事していました。

振付もたまにやったりして、大したことはないのですが、自分の振付作品で海外に呼んでいただいたりもしていました。

ダンス・演劇の方と話していると感覚的な話が多く、それが当時の僕にとっては非常に楽しかったのを覚えています。

今は ダンス業界に絶望して 色々あり、スポーツトレーナー/ヨガ・ピラティスインストラクターとして活動をしています。

そのためオリンピック選手のトレーナーさんや、

実際にそういったレベルの選手と話すことも多々あります。

彼らの何が素晴らしいって、以下の4つが非常に明確なんですよねー。



①目標が明確
②その目標を必ず達成する
③問題が起こったら解決する
④問題を解決するためにロジカルに考えて解消する




・・・これって、できるビジネスマンの考えなんですよね。



目標が明確だと、目標を達成しやすい。



目標を明確にするような、ロジカルシンキングが身につくと、



問題が起こった時に、どのように解決すればいいかがわかるようになる。




一言で言うと、





自分自身の伸び代を伸ばす行動の必要性に、
早い段階で気づける





というメリットがあります。


競技選手の9割が早い段階で気付こうと、常に進化し続けています。

一方で、ダンスや演劇関係者は2割ほどしかそういう方はいません。


「いやいや、そんなことないよ。俺は常に進化し続けているよ」


と思われましたら、自分の胸に聞いてみてください


「自分が思っている100%の努力は100%だと思いますか?」


思うようでしたら、ダメです。

100%でもダメです。




なぜならアスリートの8割は




自分で思っている100%の努力は100%ではない




と常に考えているからです。




また次のトレーニングの負荷を考えて、トレーニングを考えたりしてますか?


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競技選手はここまで考えます。




この違いって、すっごい伸び代だと思いません?



ですが、


「自分で思っている100%の努力は100%ではない」

だからダメだ・・・。になってはいけません。




「自分で思っている100%の努力は100%ではない」

ということは今よりもっと良くなる。ヒャッホイ!

というマインドを持つのを強くお勧めします。

なぜならその方が健全で、パフォーマンス低下も防げるからです。




だからダメだの思考になると、

身体の要でもある、腸腰筋をはじめとする筋肉の硬さが出てしまいます。

腸腰筋の硬さが出ると、自分が思ったように身体を動かせなくなるというデメリットがあります。




なので、



ひたすら今の自分の可能性を見ていきましょう。

かくいう僕も伸び代まみれ。

ダンサーさんと役者さんの動作分析/歴史分析/心理分析を徹底的に行って、貢献できるトレーナーを目指しますよ!

セカンドキャリア

こんにちは!

心身芸術予防療法(PPTA)のKouです。34歳です。

34歳にもなると身体にボロが出てきますが、しっかりと心身を鍛えて歳を重ねるのを楽しんでいます。


近頃、コンテンポラリーダンサー・役者さんにセカンドキャリアについて、相談されることが多いです。


今の仕事をしたまま食べていけるのか?

今の仕事以外やりたいことがないけど、未来が怖い。

もし辞めても潰しがきかない・・・。


などなど。です。


振り返ると、僕も非常に悩んだところでもあるので、めちゃくちゃ共感できるんですよね。

悩みに悩んだ激動の日々でした。


で、僕は悩みたくないので悩まないためにはどうしたらいいのか勉強しました。


そもそも数学じゃないので「答え」なんかありませんが、人の歴史をたどっていけばある程度の「予測」はできます。

予測は主観よりはヒットする確率が高いです。

なので人の歴史を勉強してロジカルに自分が導き出した答えが、

他のどれよりもヒットする答えになり得るということです。

悩む時間は無駄


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心理学・発生学・文化人類学・歴史という学問から、

僕が導き出した答えは


「悩む時間は無駄であり、人生どうとでもなる」


でした。本当に無駄です。


何故って、

未来は誰にもわからないじゃないですか。



「あ、これ面白そうだな!未来がありそうだな!」

と思ったらすぐに動きます。

そしてそれがめちゃくちゃ楽しければきっとうまくいきます。

子供の頃に遊んでいたように、めちゃくちゃ楽しめていれば悩む暇なんてないですもん。

楽しいー楽しいー楽しいー。で人生終わることできますよ。

そうでないなら他の仕事を探したほうがいいです。


そうですね。100業種くらい体験すればきっと見つかると思います。

大げさではなく、そのくらいの行動力が必要だということです。


未来を考えると苦しむ

とはいっても僕も考えますよ。


ただ動く前には考えません。

「これ!ワクワクするかも!と思ったら、動いた後にロジカルに徹底的に考えます。


動く前に考えても、ほとんどうまくいかないからです。

だって、いざやらなかったことが成功するかもしれないじゃないですか。


未来は誰にもわからないから、ぐちゃぐちゃ考えるより、

動きだした後に考えたほうが効率いいんですよねー。


かの有名な心理学者アドラー先生も未来なんてない!

あるのは今だけだ!と言っております。



心理学的にも未来を妄想してしまうのが苦の始まりなんです。


まとめ


ここで先ほどの質問に答えると、


Q.今の仕事をしたまま食べていけるのか?

A.めちゃくちゃ楽しめていれば食べていけますよ!
 でも楽しめてないなら難しいでしょうね。


Q.今の仕事以外やりたいことがないけど、未来が怖い。

A.未来なんてないから大丈夫です。仕事って何業種くらいあるか知ってますか?
 少なくとも100は体験しましょうよ。きっと楽しいこと見つかりますよ。


Q.もし辞めても潰しがきかない・・・。

A.潰しって何ですか?そう考える時点で、きっとその仕事楽しくないからさっさと辞めて、
 ワクワクできる仕事探しましょう。



というように僕だったら答えます。

まとめると、


①あーだこうだ言う前に死ぬほど行動しましょう!
②未来なんてない!今の連続が未来を作るんだ!


本当にセカンドライフなんかどうとでもなりますよ。


もうちょっと突っ込んで言えば勉強していると、もっとどうとでもなると思います。

社会のこと。お金のこと。歴史のこと。は必須かと。

この3つのことを勉強していれば、悩むことなんかなくなります。


なんでもいいです。

今この場で行動をはじめましょう。やりたいことやりましょう^^

才能を身につける

こんにちは。
心身芸術予防療法(PPTA)のKouです。


どうしたら役者としての魅力が向上するのか。
どうしたらダンスが上手くなるのか。


才能ある人って、めちゃくちゃ努力して魅力的になるし、上手くもなりますよね。
でも一方で、めちゃくちゃ努力しているのに魅力的にならないし、上手くならない人いますよね。
なんででしょうね。
僕、気になります。
というわけで、そのことに対して今日は書きたいと思います。


結論から言えば、天性の「才能」は身につきませんが、
後天的に「才能」を身につけることは可能
というスタンスを僕はとっています。

才能を身につけるトレーニング


まず才能について考える前に、才能の定義づけをしたいと思います。


辞書によると

「物事を巧みに成し遂げる優れた能力」
「物事を巧みになし得る生まれつきの能力」

とあります。


ということは「物事を巧みに成し遂げる能力」を身につければいいだけだと思いませんか?


才能を後天的に身につけたければ、
まずはそこを目標にしてトレーニングしてみましょう。



役者・ダンサーには「身体を扱う仕事」という大きな前提があります。

ということは「身体」を「コントロールしつくす」ことができれば役者・ダンサーとして
一つの武器になります。

辞書に書いてある才能の定義である「物事」の部分が「身体」に該当します。
そして「コントロールしつくす」というのが「成し遂げる能力」に該当します。


では「コントロールしつくす」とはどういう状態なのでしょうか。

それは、筋肉、神経、関節、内臓、ホルモン、血液、重心感知、認識、精神に至るまで、手に取るようにコントロールできる状態をさします。


今までに頭おかしくなるくらい舞台を見てきましたが、
素晴らしいダンサー・役者は「コントロール」能力に長けています。


身の回りにいる、数十年に一度の飛び抜けているダンサー・役者を思い出してみてください。
素晴らしいコントロール能力をお持ちだと思います。
めちゃくちゃ身体の使い方がうまいなこの人・・・って人いますよね。


一例ですが、
才能を身につけるための一つの要素である、重心感知のワークには以下のようなワークがオススメです。


※なんか動画が好評だったので、今後もたまに載せようかと思います。
知りたい方はフォローミー。


細かいやり方などは動画では伝えられないので、ご希望の方はPPTAまでトレーニング希望の連絡をください。

この他にもワークは多岐に渡りますからね。

www.kou-yoga.com



あ、この動画の練習だけをがむしゃらに行ってもダメですよ。
同様に、がむしゃらに踊っても演技の練習をしても「才能」あるね!と言われる水準に達することはできませんからねー。


なぜならばパフォーマンスの構造が、

がむしゃらに練習するだけではハイパフォーマンスに達することができないようになっているからなんです。


身体機能 → 稽古 → 表出するパフォーマンス


すべてのパフォーマンスには「身体」が存在します。

ということは「身体」の機能が良くなければ、どんなに稽古してもそれなりのパフォーマンスにしかならないということです。


もっとわかりやすく言えば、
身体の状態が良くない状態で練習しても、ただ疲労するだけの練習になってしまって時間がもったいないよーということです。


才能あると言われる人って、この身体機能がそもそもすぐれています。


身体機能が優れている状態で練習すれば、身体操作も自然に上手くなり、
身体操作が上手い状態で練習すれば、効率的にその練習の効果を出すことが可能です。


超効率的ですよね。


僕自身、ダンサーとして現役で活動していた時に、この思考方法を知りたかったです。
すでに時遅し・・・・


ちなみに、残念ながら先天的に身体機能がすぐれている人は稀です。
特に舞台業界で身体機能が優れている人はめったにいない。


なぜかというと、多くの場合舞台では、


一言に身体機能や身体操作が「才能」とひとくくりにされてしまっているから。


そもそも考えないんです。



考えても、「言葉にした途端に意味が変わってしまう」「みんなが才能あったらつまらない」とかで、
議論にも上がらないんです。
すごくもったいない。
本当にもったいない。
MOTTAINAI


もっと頭を働かせようよと。もっと意識的に自分の未来を考えていこうよと。


だって、このように才能を論理的に解釈することは可能なんですもん。

きっと何かが変わる


あくまでも今回の話は一例で、才能についてはいつかまた書きたいなと思いますが、
才能は絶対に手に入るものだと思っています。


PPTAでは「才能」を様々な視点から解釈し、それを得られるトレーニングや思考方法を提供しています。

学び、考え、常に進化して現時点での最良なものを皆さんに提供していきます。


きっと何かが変わっていきますよ。
変えていきましょう。


おわり